ExcelのVBA・マクロを始めよう!


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自動記録を修正してみる。

さて、前回は自動記録でマクロを作ってみた訳ですが、今回は自動記録の結果に手を加えてみたいと思います。

そんな必要があるの?と思う方もいるかもしれませんが、例えば前回の自動記録結果では、値を入れた後に、A2セルが選択されていますが、A1に値を入れたいだけであれば、この動作は不要です。
このように、マクロの自動記録では、本来やらなくていい動作まで記録してしまうことがありますので、修正が必要な場合もあります。

左の画像が前回の結果ですね。

このうち、「Range("A2").Select」の部分は、「A2セルを選択する」という命令になりますので、A1セルへの値代入には無関係です。
まずは、これを削除します。

次に、自動記録の結果だけですと、A1以外のセルを選択して実行すると、選択されているセルに値が書き込まれます。
これも、A1セルを選択してから、実行するように修正してみましょう。

さらに、ついでですが、メッセージボックスで完了した旨を表示してみましょう。

Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'

'
  A1セルの選択を記述します。
  ActiveCell.FormulaR1C1 = "テスト"
  Range("A2").Select ←削除します。

  このタイミングでメッセージを表示します。

End Sub

実際に記述してみますと…。

Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'

'
  Range("A1").Select
  ActiveCell.FormulaR1C1 = "テスト"

  MsgBox "テストと書きこみました。"

End Sub

修正結果は、こんな感じです。

修正が終わりましたら、実行してみましょう。

今回は、結果をより視覚的に見るために、Excelシート上でマクロを実行してみましょう。

まず、リボンインターフェースの「開発」タブをクリックします。

「コード」という分類の「マクロ」をクリックします。

マクロのダイアログが開きますので、「Macro1」を選択して、「実行」をクリックします。

そうしますと、A1セルが選択され、A1に「テスト」と代入され、「テストと書きこみました。」というメッセージが表示されると思います。

今回はここまでです。
マクロの自動記録には、無駄な部分や足りない部分があったり、それ以上に足したいものがあったりする、という感触をつかんでください。

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